夢を支援し、個人の価値を株式のようにシェアトレードできるフィンテックサービス=VALU

「だれかの可能性に、投資して応援できる仕組みをつくりたかった」      (VALU開発者・小川晃平)

株式会社VALU(代表・小川晃平氏)は、 個人が株式会社のように、じぶんの価値をシェア・トレードできる新しいフィンテックサービス「VALU(バリュー)」の提供を開始した。

堀江貴文氏が出資しているなど注目を集めている同社であるが「VALU」は、資金的な理由で実現が難しい夢や目標を、ファン=VALUERから支援してもらって実現させたり、支援してくれたファンの方々には優待などリターンをプレゼントできるコミュニケーションツールである。決済にはビットコインを使い、ビットコイン・ブロックチェーン技術を活用して開発された。

ビットコインを採用した理由について、小川氏HPの中で自身の経歴を交えながら説明している。

「新卒で大手ソーシャルゲーム会社に入社後、同社シリコンバレー支社に赴任し、サーバーエンジニアを務めていました。アメリカでは魅力的な事業への支援や投資が積極的に行われ、夢を叶えていく人を何人も見てきました。

自分も同様に夢を持ち、帰国後にフリーランスのエンジニアに転身しました。複数の新規事業立ち上げに従事してきましたが、資金が足りず事業を大きくすることを、どれも諦めるしかありませんでした。

そんな中、ビットコインと出会いました。

ビットコインは、世界で初めて、国が管理していない通貨です。インターネットにつながる環境であれば、世界中の誰もが、「貧しい国」「貨幣が強くない国」の人でも、対等にお金のやり取りができます。高い送金手数料を支払わずとも安全に、地球の裏側や国交のない国に住んでいる人をサポートできます。

ビットコインを使えば、住む場所や環境に関係なく、金銭的な理由で諦めざるを得なかった夢や目標に向かって挑戦し続けられる場所をつくれるかもしれない。」

すでにVALUは日本語と英語に対応しているが、半年以内に全世界で100万人のユーザーを獲得することを目標にしているので拡大のためにはビットコインによる送金の利便性に頼るところが大きい。

仮想通貨やブロックチェーンを使った革新的なクラウドファンディング・システムと言えるがサービス開発当初より法律面での問題の有無について神経を使い、金融庁へ何度も足を運んだという。

決済方法であるが、VALUではVALU上で直接ビットコインを購入することはできず、外部で購入後、VALUに送金するという仕組みとなっている。日本円への換金もVALU上ではできず、ビットコインで一度外部に送金しなければならない。ビットコインの購入、送金は、仮想通貨交換事業者として登録されているビットコイン交換所のウォレットを利用することとなる。

このような仕組みのため、外部を経由する必要性はでてくるものの、2017年4月に施行された改正資金決済法における「仮想通貨交換業」には該当することなく、仮想通貨交換事業者への登録がなくともサービスの提供ができるとなったわけである。

今後は、動画配信機能なども追加する予定である。また現在、クラウドファンディングを通じてVALUの運営資金も募っている。

クラウドファンディング全体の背景をみると、過去5年間で約7~8倍規模で増加していると言われている。そんな中、ブロックチェーン技術を用いた資金集めの動向が今後ますます注目されていくことだろう。

参考元:TechCrunch Japan、READYFOR INC