HYIPの先にあるDappsのこれから – ②

前回の続きの記事です。まだ前回の記事を読んでいらっしゃらない方は下記記事をご確認ください。

HYIPの先にあるDappsのこれから - ①

2018.12.27

Dappsにおける難点

アレックス:しかし、Dappsを開発する時には、いくつかの難点がでてきます。ここでは、そのような難点を私の意見を交えてご紹介します。

データ獲得

一つ目に、開発には、現実世界と関わらなければいけないことです現状に関する意思決定をするためには、プロバイダーからデータを得る必要があります。例えば、Oxygenではスマートコントラクトに使うマーケットのデータを得るのに苦戦していました。問題点は、データプロバイダーのAPIが統一されておらず、標準化されたデータを得ることができないということです。

私たちはCryptoCompareからデータを得ようとしましたが、CryptoCompareから返答として受けた文字列の解析に15ドルかかりました。コンピュテーションをしたことで私たちの問題は解決したわけですが、問題はまだ残っています。例えば、未だにデータ獲得の方法は限られています。3~5つほどの有名なプロバイダーとReprise ITしかありません。

クロスチェーンソリューションの不足

さらに見ておきたい問題としては、テスト済みの創造的なクロスチェーンのソリューションが不足していることです。

Dappsを開発するときに、様々な資産を取り扱う色々なブロックチェーンと関わらなければいけません。Oxygenでは問題の解決はしてきていますが、試験済みかつ創造的なクロスチェーンを使っているわけではありません。そこで、私たちはきわどい方法をとりました。アトミックスワップのようなものと共に基盤を作り、Bitcoinに対して安定したコインを発行しました。

細かい話になってしまって申し訳ありませんが、このような話を聞いてもらうことによって、今この領域でどんなことが起きているのかみなさんに理解していただけると思います。

しかし、私たちと全く関係のない問題の観点から話しているわけではありません。ポジティブなアジェンダに従えば、未来のプロトコルに頼るし、ほとんどの問題はOxygenの内部で解決し、Dappsを開発しているほとんどのチームが数々のソリューションを持ち合わせています。

Dapps市場に大企業が参入

アレックス:それから、市場に上がる予定のあるいくつかの事例をお話します。今一番見込みのあることは何かというと、有名な会社がこの産業に参入してきていることですよね。例えば、IBMとMaerskはアプリケーションを8月に公開しました。TradeLensという物流のDappsです。

また、BMWのアプリケーションも見てみましょう。DOVUというアプリケーションで、走行距離をブロックチェーンに記録するものです。このように非常に多くの大企業がこのマーケットに参入してきていて、とても期待できます。Walmart、またはKodakも写真を使った、変わったソリューションなどを持っています。


次回でシリーズラストになります。続きは12月29日の15時にアップロードいたします。