クリプトジャックが前年比6倍|勝手にマイニングは第1四半期で「王様」

持ち主の同意も無しに勝手に仮想通貨のマイニングを行う「クリプトジャック」が、2018年の第1四半期で王者になったことがカスペルスキー研究所から指摘されています。その数字たるもの、前年比の6倍になったことが、マカフィーのレポートで明らかになっています。

勝手にマイニング「クリプトジャック」が王様に

クリプトジャックが、驚異の活動であることがサイバーセキュリティ企業マカフィーラボのレポートで明らかになりました。2018年の第1四半期で629%も増加しているといいます。(※第1四半期とは、1年間12か月の会計年度を3か月ごとに分けた時の“1番目”の四半期のことです。決算期により各企業ごとに該当月はかわりますが、一般に多い3月決算の場合は、新年度は4月からスタートしますので、第1四半期にあたる月は4月から6月までの期間となります)

マカフィーの6月の脅威レポートでは、第1四半期に290万件以上もの検体が検出されており、前年比で約40万件の検体からおよそ6倍の数字(629%増)

仕掛け側の犯人は、何百万ものシステムを感染させることで、最小限の労力しかいらない。そして、減らない理由であろう「最低限の発覚するリスク」でしかないマイニング・マルウェア。恐ろしいことに、攻撃者はマルウェアの発達と驚く水準の技術革新を示しつつあると伝えています。また、知らない間に勝手に利用されるクリプトジャックは、個人でも企業でも大いにありうることであり、金融機関にも襲いかかっていました。

また今月、あるサイバーセキュリティチームは、様々な業界(金融、教育、政府を含む)の4万台の機器が、混成的で悪意のあるトラフィック操作と仮想通貨マイニング活動の一環としてXMRマイナーに感染していたことを発見した。

引用元:クリプトジャック、18年第1四半期で7.3倍に増加=マカフィーがレポート|cointelegraph   https://jp.cointelegraph.com/news/infect-and-collect-cryptojacking-up-629-in-q1-2018-says-mcafee-report

また、カスペルスキー研究所の指摘によると、クリプトジャックが増加している裏側で、インターネットユーザーを狙った「ランサムウェア」の数は大幅に減少しているといいます。大金を狙うランサムウェアの利用は、相手に対して「1回限り」、しかしマイニングは、継続課金となりうるわけです。目立つことなく、バレるリスクが最小限、不特定多数、お金儲け、これらが揃えば手を染めない理由もないのでしょう。クリプトジャックは、リスク最小限で目立たない金儲けの方法として、不正ユーザーたちから人気を得たのではないかといいます。

昨年注意として大きく取り上げられたニュースには、減っていると報告されたランサムウェアでも、感染したコンピューターのロックを解除する代わりに、要求された大金は「仮想通貨ビットコイン」などの新種類でした。

なお、ウエブサイトだけが感染するとは限りません。ことしの初めには、ユーチューブ(YouTube)でもクリプトジャックが検出されています。ネット環境で移動できるところには、今後も新たな検出が報告されるかもしれません。

参考資料:cointelegraph

https://jp.cointelegraph.com/news/infect-and-collect-cryptojacking-up-629-in-q1-2018-says-mcafee-report

https://jp.cointelegraph.com/news/kaspersky-labs-cryptojacking-now-wears-the-threat-crown-overtaking-ransomware

 

 

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