仮想通貨Monero(モネロ)ASIC回避のためハードフォーク|モネロとモネロクラシック

匿名性の高いアルトコイン「モネロ(XMR)」のハードフォークが6日に実施されました。ユーザーらはハードフォークが実施された後も、かたずをのんで状況を見つめています。

仮想通貨モネロ(Monero)ハードフォークの理由

匿名性の高い仮想通貨でも有名なモネロ(Monero)が、6日ハードフォークを実施。その理由として開発者らは、“ASICマイナー”に対する保護策として、「バージョン7」へ移行をするためでした。保護策というのは、ASICによるマイナーの中央集権化を避けるために、マイニングアルゴリズムのアップデートが含まれています。

今回のハードフォークには意見が分かれており、ASICを使ったマイナー側の動きが仮想通貨に関わる全体へ波及しているようです。ASICに対応したチェーンの保持をうたうフォーク、また他の様々な改善や機能を保証するフォークなど、複数のフォークが現れています。

仮想通貨のコミュニティ内では、ASICを使った「マイニング」を許可すべきか議論が行われてきた経緯があります。ASICが登場した(マイニング用)2013年頃から意見が交わされており、ここには開発者とマイナーの摩擦が生じています。なぜ意見が分かれるのかは、マイニング用ASICを開発する中国のBitmainが、モネロ用のASIC機器であるAntminer X3を発売したことから火種が付いた様子。また、Bitmainは今月3日にはイーサリアム用のASIC機器Antminer E3の販売を発表しているのです。

反対の意見には、ASICの開発には巨額の資金が必要となります。そのため供給源が少数の企業に集中されると予想でき、マイナーが中央集権化すると懸念されているのです。万一、マイナーの中央集権化が実施されると、誰にも(金融にも)検閲されない自由なP2Pのネットワークの社会が崩れてしまう可能性があると考える人も多い。また、BitmainのASICが大量に使用されることになれば、自宅のパソコンなど他を使う小規模のマイナーを追い出すことになってしまい、危惧されるネットワークが集権化してしまうことになります。

ASICに対する議論は今後も続くものと思われます。ASICのプラス面であるネットワークのセキュリティ強化、そして反対する要因であるマイナス面の、マイナーの中央集権化を、どう納めていくのかこれからも難しい対局になるのかもしれません。

なお、モネロの分裂か今回のハードフォークを受け、「本流のモネロ」とは異なるいくつかのプロジェクトが立ち上がっているようです。派生したコインには、モネロオリジナルとモネロクラシックがあります。記事で報じられている時点で、初期トラブルがモネロのサブレディットで報告されており、混乱が収まるのを静かに待っているようです。

 

参考資料:btcnews、cointelegraph

https://btcnews.jp/13xehgvf15810/

https://jp.cointelegraph.com/news/monero-hard-fork-appears-successful-as-devs-shun-bitmains-asic-miners

 

 

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