Monerocoin【モネロコイン】

モネロ(XMR)

2014年4月リリース

モネロ(Moneroは、バイトコイン(Bytecoinのソースコードを元に開発された匿名性に優れた仮想通貨です。Bytecoinのソースコードを元にはしていますが、その後プロトコルの改良などもすすめられています。

当初はビットモネロ(BitMonero)という名前で、これはビットコインの”Bit”とエスペラント語でcoinの意味にあたる「Monero」を組み合わせたものです。

当時では珍しく、Bitcoinのソースコードを元にしておらず、アルゴリズムはCryptoNoteプロトコルに基づくオープンソースのProof of Work(PoW)を使用しています。

暗号化方式としてCryptoNightという技術を採用しており、CryptoNightは匿名性に特化しした技術で、リング署名を実装しておりBitcoinよりも匿名性が高いことが特徴です。

リング署名とは、グループの一員なら誰でも署名が可能で、検証者に対して匿名性が保証できるデジタル署名の一種です。リング署名で署名されたメッセージは、特定のグループの誰かによって承認されますが、署名者同士を区別することはできません。

リング署名自体は2001年から提唱されている技術ですが、CryptoNoteではこれをさらに改良し「ワンタイムリング署名」という、より匿名性に特化した仕様を実装しています。ワンタイムリング署名ではミキシング(混合)とワンタイムキーを組み合わせることにより取引が追跡不可能となります。

これは、仮想通貨の一つであるDASHで利用されている「コインミキシング」という考えとよく似ていますが、リング署名はコインミキシングとは異なりトランザクションプールではなく出力自体をそれぞれを混合するため、ダッシュとは違い、取引をミックスする第三者のオペレーターや他の送金者がいなくても一人だけでも匿名送金が可能な点が特徴です。

Moneroのアドレスは「閲覧用」と「送金用」の二つの秘密鍵から生成されており、非常に長いという特徴があります。

アドレスはマスターキーのような役割を果たし、送金を行うたびにマスターキーがランダムなワンタイムアドレスを生成します。

送金の際はワンタイムアドレス宛にコインを送信するため、第三者がマスターキーとなるアドレスを見ても、取引履歴を確認することができません。

閲覧用の秘密鍵を公開することで取引履歴のみを外部に公開することも可能となっています。