イーサリアムのハードフォーク、ビザンチウムはテスト期間延長のため少々延期に

予定されていたイーサリアムEthereumの “ビザンチウムByzantium”アップグレードの開始日だが、1週間程度延期されている。

最初の行程となるイーサリアムEthereumのメトロポリスのアップデートByzantiumのハードフォークは今のところ、ブロック数437,000,000、または現在のブロック生産メトリックが与えられる10月17日に発生の見込みで、当初のローンチ予定はテスト中に特に問題がなければ10月9日、ということだった。

この延期は、イーサリアム創設者ヴィタリック・ブテインVitalik Buterin氏の提案に従った形だ。ヴィタリック氏は、22日のコア開発者ディスカッションで、「私なら、プラットフォームは以前のフォークに対して保守的にする」と発言している。

「緊急事態ではない」とブテリン氏は説明。

「この提案は、ある意味、マイナーたちが今回のハードフォークについてより成功裡なこととして受け入れられるようにとの計らいからであり・・。これは、マイナーたちが違うチェーンに乗り換えるようにインセンティブを与えることを意図しているのですが・・その際の難易度が高すぎず、また、10月中もブロックを採掘可能にするためなのです」

ブリテンButerin氏は今月末にリリースを進めたいと思っていたが、11月初め、Ethereum開発者会議が行われるため、スケジュール調整がどうにもならず、断腸の思いでとどまった形だ。

開発者のHudson Jamesonによると、今回のハードフォークの日時は「かなり最終決定」だという。もちろん・・テスト期間中に何かトラブルが起こらないことが前提ではあるが・・。

Ropstenテストネット上のByzantiumテストフェーズは、火曜日に正式に開始、現時点まですべてが予定どおりに実行されている。ブロックチェーンは、フォークに続く最初のプライベートトランザクションを確認している

しかし、ささいなトラブルがまったくなかった、とは言えない。妨害企み、悪意あるユーザーが、昨日ビザンチウムテストネットを攻撃、ブロック全体に高価なスパム契約を埋め込んだ。しかし、ブリテンButerin氏はこの攻撃を「まあ、取るに足らないことだ」とはねのけた。

ブテリンButerin氏が「イーサリアム・ブロックチェーン上の迷惑を投げ捨てる人々の集団」と表現している人々とも協調的な努力奮闘を重ね、いずれは、すべてのイーサリアム・クライアントがビザンチウムに組み込まれている変更を確実に処理実行できるようRopstenテストネット上の実行は続けられるだろう。

参考元:Coindesk

Ethereum’s Byzantium Hard Fork Postponed For Further Testing