マウント・ゴックス取引所元CEO、起訴内容否認 

「不正な(資金の)管理はしておらず、無罪です」などと述べる・・

 2014年に経営破綻(はたん)した仮想通貨ビットコインの取引所「マウント・ゴックス」(東京)を巡り、顧客らが預けた資金を着服したなどとして業務上横領などの罪に問われた同社元社長、マルク・カルプレス被告(32)=フランス国籍=の初公判が11日行われた(東京地裁・入江猛裁判長)。

同被告は2013年9~12月、同社の取引所でビットコインを売買するために顧客が預けていた計約3億4100万円を会社名義の口座から自身の口座に移し、着服したとされる。

被告は当時11000ドルのペントハウスに住み、売春などにも・・。彼の管理責任を放棄し度を越えた金使いの荒さ・・その浪費癖は有名だった。

マウント・ゴックス社は10年に取引所の運営を開始し、11年にカルプレス被告らが買収。口座開設した利用者がドルや円とビットコインを交換する際に手数料を徴収する仕組みで急成長、当時、世界最大級の取引所であった。13年3月期には1億3500万円の売上高を計上していた。

ところが14年2月、「不正アクセスによって約85万ビットコイン(当時のレートで約480億)が消失した」と発表し、取引を全面停止。同4月に東京地裁から破産手続きの開始決定を受け、15年にカルプレス被告が逮捕、起訴されていた。

債権者への配当検討、ビットコインで。破たん時比価値は5倍に!

債権者への配当をコインで行うことが検討されているという。同社資産のうち、コインの価値は破たん時の5倍に急騰、債権総額456億円を上回っている。企業倒産に詳しい専門家は「聞いたことがない」とコメントしている。

同社の破産管財人が今年3月に東京地裁に出した報告書では、同社の資産は現金10億円と約20万ビットコイン。コインは破たん時のレートで約120億円相当だったが、現在は約600億円相当に拡大した。同社の債権者として届けたのは世界で2万人超。当初は総額263兆円の債権届け出があったが、管財人が精査したところ、456億円になったという。

企業破産で債権者は債権額の一部しか配当が得られないのが通常だが、今回は「満額配当」になる可能性さえある。当時約3千万円相当のコインを預けていた関西地方の債権者は、配当を現金かコインのどちらで希望するかと管財人からの質問に、将来の値上がりを期待し「コイン希望」と答えたという。

参考元:日本経済新聞(http://www.nikkei.com/article/DGXLASDG10HBU_R10C17A7CC0000/)朝日新聞(http://www.asahi.com/articles/ASK7B34Q7K7BUTIL00C.html)Cointelegraph(https://cointelegraph.com/news/wolf-of-mt-gox-mark-karpeles-faces-music-in-tokyo)